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アメリカで生活して受験戦争をとばせるし、入試も小論文とか面接とか英語ぐらいですから、ラクなように見えます。
でも、これも、アメリカの高校生活で失敗したり悪い成績をとったのでは目的は総くずれになりますから、前のケースのように、子供がやって行けるか、問題がおきたときに親が冷静に対処できるかよくよく考えておく必要があります。
又、超一流校へは本物の帰国子女がずらりといるので、なかなかもぐり込めません。
第一、本人が日本の大学はイヤだ、アメリカの大学に行くと、どうしても言い張るケースが必ず出てくる可能性があります。
日本の残っている親にとって日本の大学は絶対でも、3年もアメリカで暮らした者にとって、「どうして日本の大学じゃないとダメなの?」となって何の不思議もありません。
昔は上智大学に憧れていても、英語を話せるようになると何とも思わない、なんてよくあることです。
ですから、「あわよくば帰国子女」という程度の腹のすわり具合いでないと、あとでドンデン返しにあいます。
次に、日本の学校でダメだから、というケース。
それはやっぱり難しいですね。
ハッキリ言うと、イチかバチかやってみる。
ダメでもともと、お金は捨ててもかまわない。
17%の賭けでOK、ダメで帰ってきたら「やっぱり」ということで親がしっかり抱きとって、大学検定でも夜間でも、そのときはもう一度考える。
その代わり、行ってる間は親も腹をくくって少々のことでは驚かない、というのでないと。
あれこれ難しく考えれば考えるほどうまくいきませんし、もともと成功の確率なんて低いのに決まっているんですから、そんなこと承知すべきです。
それくらい、腹がくくれればチャンスはあります。
いずれのケースにしても、大切なのは、本人がその気になるか、あるいは親が上手にその気にさせるかで、どこまでもどこまでも責任は本人にありなのです。
本人の強い意志のもとに出発させなくてはなりません。
又、長期ということでもありますので、寮のない、あまり大学進学に熱心でない公立の学校に行くよりは、当然、寮のある私立を選ぶことになります。
こういった私立の高校にキチンと入るとするとF1という留学生ビザが発行されます。
中には、親戚の家に子供を3年間預けてアメリカの公立高校を卒業させる、というようなケースもあるのですが、例えば東京に住んでいるのに、北海道か9州の親戚に預けて、そこの地元高校に入れるというようなものですから、私などよくまあ両家ともケンカもしないでとか、子供の人生の大切なときに無責任な話とか思うわけです。
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